April 2025

松本 彰弘

助教
JSTさきがけ研究員

東京大学で立花政夫教授の指導の下、心理学の博士号を取得しました。その後、立命館大学の小池千恵子研究室とオーフス大学の米原圭祐グループ(DANDRITE)で博士研究員及び助教として勤務しました。私の最終目標は、神経回路がどのように感覚の特徴を処理し、視覚表現を生成するかを理解することです。米原研では、電気生理学、イメージング、計算モデリングを組み合わせて、哺乳類の視覚システムを研究しています。

徳岡 広太

日本学術振興会PD研究員

早稲田大学でスポーツ科学の学士号を取得しました。その後、総研大・京都大学の博士課程に進学し、伊佐正教授のもとで電気生理学とオプトジェネティクスを用いてマウスの上丘におけるコリン作動性入力の役割を研究しました。2021年4月よりDANDRITE米原研究室に所属し、2023年4月よりNIG研究室に移籍しました。私は上丘回路による行動制御のメカニズムに興味を持っていて、米原研ではそれらを解明するためにイメージング技術を活用しています。

山本 悠

遺伝研博士研究員

東京農業大学で尾畑やよい教授の指導の下、学士号を取得しました。その後、大阪大学大学院で古川貴久教授の指導の下、博士号を取得しました。その後、ポスドクとしてデンマークのオーフス大学の米原グループに移りました。遺伝研の米原研究室では、生物学的ツールを開発し、視覚回路がどのように構築されるかを研究するプロジェクトを継続する予定です。

Jiaqi Qi

博士課程学生

私は中国出身です。成都の西南民族大学で獣医医学の学士号を取得した後、来日し、広島大学で総合生命科学の修士号を取得し、遺伝研に来ました。 ヒップホップミュージックとお菓子作りとドライブが大好きです。将来は、優秀な女性研究者になれるよう頑張ります。

Shambhavi Chaturvedi

博士課程学生

私はインド出身で、薬学部を卒業しました。私の研究は、脳が視覚情報をどのように処理するかを理解する上で重要な意味を持つ、方向選択性の根底にある分子メカニズムに焦点を当てています。研究室以外では、アマチュアの画家で、都市愛好家で、常に新しい文化的経験をするのが好きな私にとって、日本は常に一番のお気に入りの目的地でした。

勝尾 ゆにば

博士課程学生

私は東京にある国際基督教大学(ICU)で学士号と修士号を取得しました。その後、2024年10月から米原研究室で博士課程に在籍しています。私の研究は、哺乳類における潜水反応の神経機構に焦点を当てています。研究を通して、感覚情報が脳内でどのように処理されるのかを理解したいと思っています。ここで学ぶ知識や技術は、そのような情報がどのように意識に結びつくのかという私の長年の好奇心にとって有益なものになると思います。

中川 育磨

博士課程学生

名古屋市立大学で服部光治教授のもと薬学部を卒業し、薬剤師免許を取得しました。2024年4月に博士課程5年の大学院生として米原研究室に入りました。私は研究者としてのキャリアを追及していく上で、ここでの研究を通して多くの知識と技術を身につけたいと思います。

Kjeldsen Mathilde Damm

博士課程学生

デンマーク出身で、オーフス大学で分子医学の学士号を取得しました。2023年1月に学士課程の一環としてデンマークのDANDRITEの米原研究室に入り、その後2023年夏に卒業しました。卒業後、半年間オーフス大学病院で脳卒中患者を対象とした研究プロジェクトに携わった後、日本に拠点を移しました。2024年4月から5年間の博士課程学生として米原研究室に入りました。

鴇崎 皓紀

博士課程学生

私は埼玉大学で弥益恭教授の指導の下、学士号を取得しました。現在、米原研究室で大学院生として5年間の博士課程に在籍しています。私の研究の中心は、多様なタイプの神経細胞がどのように相互作用し、知覚の基礎となる高度な出力を生み出しているのかを理解することです。この協力的で刺激的な環境で神経科学者としてキャリアを発展させ続けられることにわくわくしています。

Madsen Kevin Maisenhelder Sejer

博士課程学生

私はデンマーク出身で、オーフス大学で分子生物学の学士号を取得しました。私の研究の旅は、2024年1月に学士課程の一環として入ったデンマークのDANDRITEの米原研究室から始まりました。この経験は私の分子生物学への情熱を確固たるものにし、2024年の夏に卒業した後、ユーロフィンでラボテクニシャンとして働き、実験技術や品質管理の経験を積みました。現在は遺伝研の米原研究室で博士課程に在籍し、5年間の博士課程で遺伝学を専攻しています。私の現在の研究は、遺伝子発現調節を改善することを目的とした、早期終止コドンを抑制するように設計された高度なRNA塩基編集法の開発に焦点を当てています。分子生物学と遺伝学を最先端のRNAテクノロジーと融合させながら、このシステムを治療への応用に向けて最適化しています。

木曽 誠

技術課職員

22年間勤務してきた哺乳類発生研究室(遺伝研の相賀研)から多階層感覚構造研究室に移り、初めて研究室の立ち上げに携わることになりました。この研究室では以前と同じく実験動物を使用していますが、専門分野が研究室とは全く異なるため、まだまだ不慣れなことが多いです。研究室にどれだけ貢献できるか模索中です。

大久保 英司

特任研究員

アルバニー医科大学でSV40による核内倍加に関する細胞生物学で博士号を取得した後、ニューヨーク大学とロックフェラー大学で、それぞれタンパク質化学と分子技術を駆使して寄生虫病の原因生物であるマラリアの原虫と眠り病のトリパノソーマを研究しました。その後、さまざまな科学・診断機器・試薬会社のマーケティング/営業/研究開発/技術サポート部門で15年以上働いた後、遺伝研の米原研究室で研究に携わる仕事に戻り、若い世代の科学者の成功を支援しています。

大久保 明美

技術補佐員

2013年から2022年3月まで相賀研でテクニシャンをしていました。2023年4月からは多階層感覚構造研究室でテクニシャンとして働くことになりました。研究室とともに成長していきたいです。趣味は自転車です。

大澤 恵

技術補佐員

2005年より発生工学研究室にてマウスの飼育等の仕事に携わってきました。引き続き、こちらの研究室でお世話になります。言葉の壁などありますが、早く慣れるようにしたいと思います。趣味はテレビ鑑賞(NHK大河ドラマ、大相撲など)、愛犬のトリミング、ハイキング(COVID-19がブレイクしてからは行く機会がありません)です。

富田 里沙

技術補佐員

初めての環境に毎日刺激をもらっています。職歴は病院での裏方スタッフや植物関連など様々です。色々な仕事を覚えてラボの皆さんの助けになるように頑張りたいと思います。趣味は書道と絵を描く事とスノーボードとキャンプです。コロナ禍で遠ざかっていた登山も再開しようかと検討中です。

萩原 真加

技術補佐員

2024年より米原研究室でお世話になり、マウス飼育と実験補助をしています。言葉の壁や初めての経験が多く大変ですが、楽しみながら頑張りたいと思います!趣味はピアノ演奏、裁縫、キャンプ、ツーリングです。

稲垣 澄江

秘書

研究室の発足に伴い、米原研究室に異動しました。皆さんの研究が円滑に進むようお手伝いさせていただきます。趣味はカルトナージュと旅行です。いろいろな国の素晴らしい文化や風景を見てみたいです。これからも明るく笑顔で頑張ります。

山梨 奈津子

秘書

オーストラリアに約10年住み、2019年に日本に帰国しました。2023年から米原研に秘書として参加し、メンバーのサポートをしています。趣味はバドミントン、お菓子作り、ドラマ鑑賞です。

フォトギャラリー

卒業生

NamePosition, timeNext position
Emilienne RepakPostdoc 2015-Engineer, Neuralink, USA
Szilard SajgoPostdoc 2015-Staff scientist, Univ. of Basel
Ana OliveiraPostdoc 2015-Novo Nordisk, Copenhagen
Yutaka ShimizuPostdoc 2017-Scientist, Novo Nordisk, Copenhagen
Rune Nguyen RasmussenPhD student
2016-
Novo Nordisk, Copenhagen
Oleg SitselResearch Assistant
2015-
PI, OIST Japan
Stella Solveig NolteResearch Assistant
2019-
Technician, Anders Nykjaer lab, DANDRITE, Denmark
Gurmeet Kaur SinghTechnician
2015-
Technician, Aarhus University Hospital
Doğa GündemIntern
2016-
Master student, University of Antwerp
Nazli deniz YalnizIntern
2016-
Undergraduate, Istanbul University
Kranti KarandeResearch Assistant
2017-
Senior Research Associate, Syngene International, India
Satoshi AoyamaIntern
2017-
Medical student, Nara Medical University, Japan
Chao FengMaster student
2018-
Master student, Chinese Academy of Science, SDC
Giuseppe BalsamoERASMUS student
2018-
PhD student, CIN Tübingen
Monica Dahlstrup SietamPhD student 2018-2023Postdoc, NINDS, USA
Anna VostrizanskyTechnician
2022-2024